実践的バランス・スコアカードの作り方

バランス・スコアカード作成フォーム『達成V10』


●部門別経営方針を記入する
部門別経営方針を記入する
ここに、売り上げの目標値も記入すると、以下に作成するステップでイメージがつかみ易い。

●経営計画の数値を記入する
経営計画の数値を記入する
「売上原価」や「販売費及び一般管理費」が記入できない場合は、未記入のまま次のステップへ進む。

●強み、弱み、機会、脅威の書き出し
強みを書き出す
強みを4〜5書き出す。
強みは内部環境ですから、自分の会社の強みを書き出します。部門別ですから、部門の強みです。
強みは広い意味の特技です。
弱みを書き出す
弱みを2から3書き出す。
弱みは内部環境ですから、自分の会社の弱みを書き出します。部門別ですから、部門の弱みです。
弱みは「泣きどころ」です。
機会を書き出す
機会を4〜5書き出す。
機会は外部環境ですから、自分の会社にとって外部の機会はなにかを書き出します。別の言葉で言えばチャンスです。部門別ですから、部門の機会です。
機会は天国です。
脅威を書き出す
脅威を2から3書き出す。
脅威(きょうい)は外部から自分の会社が攻められていることを書き出します。部門別ですから、部門の脅威です。
脅威は地獄です。
これぐらい書き出したら、次のステップへ進みます。進んでから、気がついたら、その段階で追加します。

●戦略案を書き出す
クロス分析
戦略案を書き出すにはクロス分析を使います。
強みを機会に活かすのが基本です。
機会を2回転記する
ただ見つめていても何も出ません。そこで、外部環境の機会を迷わず4〜5全部転記します。
そして、また、迷わずその下に同じ機会を4〜5全部転記します。これで、8〜10になりました。(同じ機会が2回づつ書かれています。)
強みを当てはめる
次に内部環境の強みを見ながら、一つの機会と一つの強みで何が出来るかを考え出します。(機械的にクロスすると、数が多くなり過ぎてまとめられなくなります。)これで、10の戦略案が出ます。
弱みを当てはめる
次に内部環境の弱みを見ながら一つの機会と一つの弱みから出来ることを考え出します。もしこの弱みが強かったらどうかと考えます。それが、有効なら、その弱みを強みにする必要があります。これこそが「人材と学習の視点」にはまる戦略になります。弱みを強みに変えるわけです。
脅威には近寄らない
脅威はどうするかですが、避けて、近寄らない方が得策でしょう。

●戦略案を選択する
書き出した戦略案を四つの視点毎に三つまで選択する。「選択された視点」欄に1、2、3、4と入力すると自動的に四つの視点が表示される。
次に、選ばれた戦略を戦略マップへ記入する。記入した戦略が下から上に、上にと関連があればそれで良い。上だけでなく、斜めに矢印が向いても良い。どう見ても関連がない場合は、戦略の選択へ立ち戻り戦略を選び直す。

●スコアカードへ転記する
確定した戦略をスコアカードの戦略欄で転記する。
未使用の欄には、「未使用」を入力して、フォントの色を赤にしておくと以下で区別し易い。
ここまで進みと、成功要因(別表)へ戦略で自動転記される。

●成功要因(別表)へ成功要因を書き出す
各戦略別に成功要因を書き出す。この時、誰の、どんなニーズに、何を提供するかを考えながら書き出すことが重要である。
数は出来るだけ多く書き出し、各戦略全て書き出したら、採用、不採用を判定する。戦略毎に採用するのは一つである。「1」と入力すると採用が表示され、「2」と入力すると不採用が表示される。
採用した成功要因を「重要成功要因」として、スコアカードへ転記する。

●業務評価指標を考える
重要成功要因に対応した「業務評価指標」を考え出して記述する。金額、件数、比率など測定可能な指標を考え出す。
その業務評価指標に対応して「年間目標」値を設定する。目的達成には、この値を背伸びした高めに設定することが重要である。
次に、単位を記入する。

●年間アクションプランを考え出して記述する
重要成功要因に対応した「年間アクションプラン」を考え出す。ここからが日常の業務と直結するわけで、具体的業務すなわち「行動」を記述する。
年間アクションプランは、自動的に「年間スケジュール」へ転記される。

●年間スケジュールを立てる
年間アクションプラン毎に、担当を決め、期限を決め、予算を決める。そして、どの月に実施するかを決め月別へ記述する。
期限を決めて記述していけば、おのずと、あいまいなアクションプランの日程も決まって来る。
月別へ記述された内容は、自動的に「目標と実績の差異分析」のシートへ転記される。
計画は、ここまでである。

●目標と実績の差異分析へ実績を記入する
ここからは、アクション結果の評価である。
実施した業務の完了状況を記述して、目標との差異を分析し、対策を立て、実行する。
キーワードは、継続的改善である。

●月次検証へ実績を記入する
「業務評価指標」の「年間目標」値を、月別に分解出来る指標のついては、月別に記述し「月別目標」値を設定する。
設定された「業務評価指標」の測定値を月別の検証する。目標とのずれがあれば対策を立て、実行する。
年度終了後は、年間の検証をする。目標とのずれがあれば年間の対策を立て、実行する。
キーワードは、モニタリング&コントロールである。

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